CANBUSアダプターによる灯火類改善の実践/ダッジチャレンジャーヘルキャット

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ダッジチャレンジャー/ヘルキャットの北米モデル。

6.2ℓのV8スーパーチャージャーで、公表馬力は707psと非現実的で魅惑するスペックですが、日本国内で登録するのに頭を悩ます問題のひとつに灯火類の不適合があります。

オリジナルでサイドマーカーを有しないチャレンジャーの北米モデルは、リアウインカーはブレーキと同一の配線にて点灯/点滅、フロントウインカーは北米デイライトと同一の配線…車両のどこを探しても、ウインカー単体の出力線は存在しません。

 

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CANコントロール化された昨今の自動車にはさまざまなモジュール(ユニット)が装備され、それらのモジュール間は2本のCANデーターラインで繋がれ各データーの送受信をお互い行っています。

ウインカーレバーやハザードスイッチを作動させた時の信号は、コラムモジュールからCAN入力にてBCM(ボディコントロールモジュール)へのデーター送信…そしてBCMからランプへ出力される信号は前述のとおり。

そこでUGが考え出したのが、この各モジュール間のデーター送信を行うCANラインからダイレクトにウインカー信号のみを生の電気として出力する方法。

 

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2015yチャレンジャーのCANBUSラインを解析して製作した、オリジナルのウインカー用CANBUSアダプター。

電源のプラス/マイナスとCANライン2本を車両へ接続するだけで、

 

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CANBUSアダプターから、フロント左右/リア左右の計4本のウインカー作動時の信号が出力されます。

これはCANライン内にある、ウインカーデーターのみをアダプター内で読み込み(プログラム)、12V信号として変換出力しています。

この出力された線を、オレンジに点灯するよう改善した各ランプへと接続すればOK…例えばフロントデイライトウインカーにこのラインを接続すれば、当たり前ですがウインカーデイライトは点灯せず、ウインカーだけのランプになります。

 

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チャレンジャーの場合、フロント/リアともBCMから出力されるオリジナルのウインカーラインは使用できないので、その対処として、このFAULT SENSEライン用のキャンセラーを結線。

この100円ライターよりも小さなユニットで、フロント/リア計4箇所の擬似信号によるキャンセルが可能ですので、ハイフラや球切れ警告の対処が行えます。

 

…何の違和感も感じない…オリジナルの状態を知らなければ、普通にさえ見えてしまう、自然なテールランプの点灯/点滅を御覧ください。

 

 

テール切開によるオレンジLED変更及び、オリジナルスモールLEDをブレーキ/スモールランプへと変換。

 

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UG/yoshida



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既に5thカマロのスタンダードとも思える、4灯ブレーキ/スモール同時点灯&スイッチバック式ウインカー点滅改善。

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UG/yoshida

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