エンジンミスカウントの犯人/ダッジマグナム

 

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定期点検にてお預かりした、06yダッジマグナム5.7HEMI。

 

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メーター上には、チェックエンジンの警告ランプが点灯… 時折、アイドリングでエンジンが不安定になる症状がでるらしい。

WiTECH(クライスラー純正メーカー製テスター)でDTC(故障コード)を確認すると、No8シリンダーのミスファイヤーがメモリー(記憶)にて入力。

 

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テスターでのモニタリングにて、預かった現在の状態での実測は、アイドリングで放置しておいても正常値でしたが、アクセルを開けた瞬間だけやはりNo8のミスカウントが発生

この症状が酷くなると、ユーザー様が体感するようなアイドリング不安定が発生すると推測されます。

 

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固有の気筒のみミスカウントを起こす主な原因としては、コイルやプラグといった点火系のアクチュエーター部の不良ですが…

 

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現車から取り外したコイルを確認すると、No8のプラグキャップが片側オイルでベトベト状態

 

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その原因は、タペットカバーに設けられたプラグホール部のパッキンが劣化したことにより、プラグホール内に漏れたエンジンオイルが溜まってしまっている状態。

 

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取り外したスパークプラグもご覧のとおり、漏れて溜まったエンジンオイルが浸透して…もちろんこの状態では、正常なプラグの着火は期待できません

 

UG/yoshida



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