車検整備にてお預かりした、06yクライスラー300C5.7HEMIです。
定期点検に伴い、下回りを確認すると、エンジンマウントからオイル漏れ痕が発生。
元来、300Cのエンジンマウントはオイル封入式なので、劣化によりマウントが損傷すると、内部のオイルが漏れてマウント本来の機能が低下します。
しかし現在、300Cのエンジンマウントを取り寄せると、部品変更に伴い大幅に形状が変更されています。
マウント自身の造りも、見た感じではおそらくオイル封入式では無い、普通のゴム系ブッシュマウントです。
もちろん、これほど大幅な部品変更でも取付部は同じなので、交換に対して特に問題は無く装着出来るのですが、マウントのステー部が大きくなっているせいで、脱着の際に旧マウントでは可能であった隙間でも、変更後のものは脱着に少し手間取るかも？です。
あとエンジンマウントを交換する際に注意しなければいけないのが、マウントをフレームに固定するボルトの腐食。
メンバーフレームの構造上、雨水等が溜まりやすいのか、腐食によってボルト部が痩せてしまってる箇所がある場合が多いです。
マウントとは部品が別扱いになるので、マウントを交換する際は別途準備しておいたほうがいいかと思います。
UG/yoshida
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