フラッシュによるPCMアップデート/ダッジマグナム

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業者様より修理依頼でお預かりした05yダッジマグナムV6/2.7の、各ECUに対する利用可能な更新キャリブレーションの確認作業です。

 

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CANの進化に伴い、より数多くの電子デバイス(ECU)をコントロールする近年の車両では、後の改善処置や経年劣化に伴う調整値変更等、更新された新規プログラムがメーカーより発信されることが多々あります。

それらの情報は、車両に正規純正テスターを接続し、メーカーサーバーとオンライン接続可能な条件により確認出来ます。

今回のマグナムでは、WiTECH(クライスラー純正メーカー製テスター)を接続し、オンラインコネクトを実行すると、PCM(パワートレインコントロールモジュール)とFCM(フロントコントロールモジュール)の2つのECUに更新プログラムの情報が存在。

 

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その更新に対する具体的な内容は、サービスブルティンにより閲覧可能で、特にエンジンをコントロールするPCMでは多くの改善項目が存在しています。

今回のマグナムに対しては、特定のDTCに対するエンジン警告ランプの点灯の他、ミッションのシフトアップに対する改善や、エンジンのより安定したアイドリング等も期待できます。

 

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新規キャリブレーションの更新とは、イコールECUのプログラムを全て新しいデーターに入れ替えるという作業になります。

そのため、CANでネットワークされている他のECUも含め、プログラム処理中はECUに負担がかかるので、プログラム時専用の定電圧器を車両に接続してフラッシュ作業を実行します。

 

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V6エンジンの42RLE型4速ATミッション車では、PCMでミッションのコントロールも行っているので、エンジンコントロールのプログラムが終われば続いてトランスミッションのプログラムを実行。

 

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全てのプログラムが無事完了されれば、PCMデーターはもちろん全てリセットされた状態になるので、あとは現車に対する各センサー及びアクチュエーター等の学習。

エンジンの作動時間や走行時間に対し、より現車にマッチした学習補正をPCMが行います。

 

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ちなみに今回の05yマグナムに対する更新キャリブレーションは、最終2009yに発表されています。

このようにメーカーは、時の経過に伴うマイナーチェンジ等では目に見える外観だけでなく、PCM等のソフトウェアに対する改善も行っているので、そのあたりの認識も各ユーザー様は必要かと思います。

アメ車を特に専門とする当社では、ダッジ/クライスラー等の中古車に対し、全車最新キャリブレーションに更新済みでの販売になります。

 

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UG/yoshida

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