フィッティングポジションの操作法/ベンツGL550

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最近、特に問い合わせの多い内容のひとつ、電動式サイドブレーキでのディスクパッド交換方法…ちょうどタイミングよく、X166型ベンツGL550のリアディスクパッド交換作業が入庫したので、ご紹介させていただきます。

 

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ベンツの電動式サイドブレーキでも、W221系のSクラス等ではドラムタイプなので、ディスクパッド交換に関しては特に関与はしませんが、問題なのはこのX166でも採用されている電動モーターがキャリパーに備わっているタイプ

これをそのまま知らずにピストンを戻す行為を行うと、最悪キャリパーAssyの再使用が不可能になります。

 

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ディスクパッド交換作業を行う前に、必ずワークショップメニューによる作業ポジションへの設定が必要。

このポジション設定は、特にXENTRY(ベンツ純正メーカー製テスター)を使用しなくとも、車両のマルチファンクション操作にて設定可能

 

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エンジンフードを閉めた状態で、リモコンキーをイグニッションユニットに差し込んで、ポジション1の位置に回します。

 

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まずはステアリングの通話開始ボタンを押して、そのまま保持。

 

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その後、1秒以内にOKボタンを押して、押したまま保持します。

 

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すると約5秒後に、インストルメントクラスタのマルチファンクションディスプレイ上に、ワークショップメニューの項目が表示されます。

この項目内で、ブレーキパッド交換を選択します。

 

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すると車両が作業ポジションへの設定変更が作動し、完了するとフィッティングポジションへの移動が完了したアナウンスと共に警告ランプが点灯

この状態(=作業ポジション)へ移行完了したら、作業中の誤作動防止のため、キーをオフにして車両から離します。(念のため、キーを車の外へ保管)

 

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フィッティングポジションへ移行している状態であれば、あとは普通にディスクパッド交換作業を進める事が可能。

 

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作業が全て完了して、元通りに組み終えた後は、再度キーをポジション1へ回してOKボタンで作業ポジション終了を行います。

 

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万が一、途中の操作法を失敗してDTC等が入力された場合は、XENTRYによる操作にてリセット作業を行わなければ復帰しない場合もあるので、ご注意ください。

 

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これらの作業に対するマニュアルは、全てWISと呼ばれるデーターに記載されており、当社では最新のベンツにも対応するバージョンにて常時完備

特に最新の車両では、高度な技術により既存の手法では判断できない内容も多々存在し、初めての作業内容/車種では必ず作業前の予習が必要です。

作業に対するご質問のお問い合わせ等、時間の許す限り対応する様心がけてはおりますが、的確な返答をするにはこういったデーターを閲覧する必要性があり、作業中等の合間や内容によってはご返答出来かねる場合もありますので、ご了承ください。

 

UG/yoshida



 

 

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