タイミングカバーからの水漏れ/ダッジマグナム

例えば、冷却水が減ることによりヒート等の症状が発生するけれども、外部に漏れた形跡が見当たらない5.7HEMIエンジンのケース。

しかし、エンジンオイルを排出すると、冷却水と混同した形跡が見られるパターン…。

このような「エンジン内部に冷却水が漏れる」パターンでは、一般的にシリンダーのヘッドガスケット等を疑うことが多いのですが、「ヘッドガスケット抜け」に対するその他の諸症状には合致しない場合。

年数の経過したHEMIエンジンでは、フロントのタイミングケースによる「エンジン内部への水漏れ」という可能性もあります。

これはHEMIエンジンに限らず、ウォーターポンプが装着されるタイミングケースには、エンジンブロックへと冷却水を導くウォータージャケット部が存在します。

このウォータージャケット部とのシール不良によっては、冷却水が外部でなくエンジン内部に漏れてくる可能性もあります。

経年劣化により硬化したガスケットは、もはやシールとしての機能は維持できず、取外すと割れるように外れていきます。

特に外観で、エンジンブロックとフロントケース部の合わせ面から、オイル等の漏れ痕が確認できる車両では要注意です。

UG/yoshida

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日本仕様への灯火類改善作業に伴い、オリジナルのウインカー出力とは別に配線を施す作業が多々必要なアメ車。

しかし現行モデルのLEDウインカー採用車で、FAULT SENSEラインがランプに接続されている車両は、既存のように抵抗等のダミー回路ではハイフラをキャンセルすることは不可能です。

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