業者様よりご相談を受けお預かりした、2014yモデルのリンカーンMKZハイブリッドです。
今回、はじめての車検でお預かりしたらしいのですが、並行車両/未改善状態のレッドテールのまま…。
何処をウインカーとしてオレンジに点滅させるか?という問題もありますが、最も厄介なのはその配線処理法。
一番外側に位置するテールランプ部は、スモール時にはセンターLED部がレッド点灯。
そしてブレーキング時は、その周りのLEDがレッド点灯し、ウインカーにするとブレーキ点灯が点滅に変動。
テールランプを含む灯火類の出力は、BCM(ボディコントロールモジュール)より供給されています。
テールランプへのウインカー出力は、他のアメ車同様、ブレーキと同じ1本のラインにて出力されています。
ブレーキは赤/ウインカーはオレンジと別の灯火を必要とする日本仕様では、ブレーキ/ウインカーと個々に配線が必要になるので、BCMのリアウインカー(ブレーキ)出力ラインを使用することは不可能。
そのため、個々に配線を施す必要があるのですが、問題となるのは使用しないBCM出力線に対する処理。
そのまま「断線」状態だと、もちろんBCMが点灯していないと判断して警告を発します。
以前のハロゲンバルブ式灯火であれば、その判断はバルブの消費を計測することによって行っていますが、LEDランプではリターン回路による測定。
アウター側テールのカプラーを外すと、結線される配線は4本。
①スモール②アース③ウインカー/ブレーキ そして4つ目はBCMへのリターンラインです。
このリターン信号に返還する信号が、実はGMやクライスラー系と違い、フォード系は少し特殊です。
当社で販売しているLED用ウインカーキャンセラーではGMやクライスラー系では使用可能ですが、フォード系では○○○のパターンなので使用できません…というか、ここまでの回路は必要ありません。
フォードのジャパン撤退により、フォード/リンカーン系のメンテナンス等でお困りの方も多いかと思います。
UGでは、VCM2をインターフェイスとしたフォード/リンカーンのメーカー純正ディーラー診断機であるIDSを完備し、フォード/リンカーンブランドの各種診断及びプログラム等をも可能な環境ですので、今後のメンテナンスもご安心ください。
UG/yoshida
*当社でご購入されたお車以外でも修理/車検等承っておりますので お気軽にご相談ください
また業者様も大歓迎です 各種専用テスター及び整備マニュアル完備
2018y以降対応/オンラインWiTECH2.0(Web/wiTECH)導入 テックオーソリティライセンス年間契約
フォードIDS/VCM2導入済み(各種プログラミング可能)
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2015y以降/現行ダッジチャレンジャー用/ウインカーCANBUSアダプター販売
車輌のCANラインより、ウインカーの出力信号を取り出す、灯火類改善用のCANBUSアダプターです。
カナダ仕様デイライト対策等でお困りの業者様、これがあれば容易に日本仕様への灯火類改善が可能です。
お問い合わせは冨田/吉田まで(業者様専用部品ですので、一般の方への販売はお断りすることがございます)
クライスラー/ダッジ LEDウインカー改善用 ハイフラキャンセラーも単体販売可能
日本仕様への灯火類改善作業に伴い、オリジナルのウインカー出力とは別に配線を施す作業が多々必要なアメ車。
しかし現行モデルのLEDウインカー採用車で、FAULT SENSEラインがランプに接続されている車両は、既存のように抵抗等のダミー回路ではハイフラをキャンセルすることは不可能です。
この小さなユニットひとつで最大4箇所のウインカーハイフラキャンセルが可能です。
2011y以降LD系ダッジチャージャー日本仕様テールランプ改善 スイッチバック式ウインカー/バックランプ
スモール及びブレーキ点灯は、オリジナルと同一。
バックランプもオリジナルと同じですが、ウインカー作動時にはバックランプ灯がアンバー点滅に切り替わります。
もちろん車検対応、未だUS仕様のままのお車にお乗りの方は、安全のために是非ともご検討ください。