電動サイドブレーキキャリパーのメンテナンスモード/ベンツSL550

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車検整備で作業中のR231型ベンツSL550、今回はディスクパッド交換作業のご紹介です。

というのも、このR231型やW205型等では電動サイドブレーキをドラムインディスクでは無く、キャリパーで駆動させています。

その為、通常のキャリパーピストンツールで作業する前に、メンテナンスモードへの移行を行いサイドブレーキの解除が必要です。

 

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といっても、特にXENTRY等のテスターを使用しなくとも、マルチファンクションでの裏画面操作にて操作が可能

その具体的な操作方法は、ボンネットを閉めた状態で、まずキーポジションを1の位置にし操作します。

 

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まずステアリングの通話開始ボタンを押してそのまま保持し、その後1秒以内にOKボタンを押して同じくそのまま保持します。

 

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すると約5秒後に、マルチファンクションディスプレイにワークショップメニューの画面が表示されます。

 

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あとはフォワード/リバースボタンにて「ブレーキパッド交換」を選択し、OKボタンで確定

 

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するとディスプレイにフィティングポジション開始の表示がされるので、OKボタンで確定します。

 

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すると車両は、フィッティングポジションへと移動中の動作を行います。

 

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フィッティングポジションへ到達すると警告表示が現われるので、その後の作業は必ずキーをオフの位置にし(誤作動防止)、絶対にフットブレーキ操作を行わないようにします。

 

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あとは通常のディスクパッド交換作業と同じ工程にて、作業が可能。

作業終了後は、再びマルチファンクションの操作にて、フィッティングポジションの解除を行えば終了です。

 

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ちなみにフロントディスクパッドの交換だけでは、特にそういった特別な操作は必要としません。

 

UG/yoshida



 

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