リアブレーキより異音がするということで、ご来店頂きお預かりさせていただいた、2001yモデルのジープグランドチェロキーです。
ブレーキのディスクパッドを点検すると、案の定、磨耗限度を超えており交換が必要。
右リア側は残1ミリあるかどうかで、左リア側は既にパッド面が磨耗により無くなり、プレートが露出してしまっています。
ディスクパッドを交換する際、磨耗した分飛び出してきているキャリパーピストンを、工具を使用して戻すのですが…そのプレートが露出してしまっている左リア側のキャリパーピストンが、固着して動かない状態。
もちろんピストンが戻らなければ、新しいディスクパッドを組み付けることが出来ないので、問題の左リア側のキャリパーを取外して分解作業。
この頃のダッジ系のキャリパーピストンは、金属性では無く樹脂製のピストンが使用されています。
プレートが露出した状態でのブレーキングにより、左リア側が異常加熱状態に陥り、見た目では分からないですがピストンが過熱変形しているものと思われます。
新しく用意した新品のピストンと、あとブーツやシール等の組替作業を追加で実施。
キャリパーを洗浄し、シリンダーボアの損傷が無いかチェック。
新しいシールを組み付け、ピストンを挿入。
新品のピストンでは、もちろんスムーズに入っていきます。
ダストブーツを組んで現車にキャリパーを組み付け、ようやく左リア側のディスクパッド交換とブレーキのエア抜き完了。
本来、クイック作業で行えるレベルの定期的消耗交換部位である、ブレーキのディスクパッド交換作業。
しかし、磨耗に気付かず限界を超えた状態での走行過熱により、今回のようにキャリパー側にダメージを与えてしまうケースも存在します。
定期的な点検にて未然に消耗部品のチェックを行うことが大事で、結果的には無駄な出費を抑えることにもなります。
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