ブレーキパッド磨耗の代償/ジープグランドチェロキー

 

 

IMG_8889

リアブレーキより異音がするということで、ご来店頂きお預かりさせていただいた、2001yモデルのジープグランドチェロキーです。

 

IMG_8885

ブレーキのディスクパッドを点検すると、案の定、磨耗限度を超えており交換が必要

 

IMG_8890

右リア側は残1ミリあるかどうかで、左リア側は既にパッド面が磨耗により無くなり、プレートが露出してしまっています。

ディスクパッドを交換する際、磨耗した分飛び出してきているキャリパーピストンを、工具を使用して戻すのですが…そのプレートが露出してしまっている左リア側のキャリパーピストンが、固着して動かない状態。

 

IMG_8893

もちろんピストンが戻らなければ、新しいディスクパッドを組み付けることが出来ないので、問題の左リア側のキャリパーを取外して分解作業

 

IMG_8892

この頃のダッジ系のキャリパーピストンは、金属性では無く樹脂製のピストンが使用されています。

プレートが露出した状態でのブレーキングにより、左リア側が異常加熱状態に陥り、見た目では分からないですがピストンが過熱変形しているものと思われます。

 

IMG_8888

新しく用意した新品のピストンと、あとブーツやシール等の組替作業を追加で実施。

 

IMG_8895

キャリパーを洗浄し、シリンダーボアの損傷が無いかチェック。

 

IMG_8894

新しいシールを組み付け、ピストンを挿入。

新品のピストンでは、もちろんスムーズに入っていきます。

 

IMG_8896

ダストブーツを組んで現車にキャリパーを組み付け、ようやく左リア側のディスクパッド交換とブレーキのエア抜き完了。

 

本来、クイック作業で行えるレベルの定期的消耗交換部位である、ブレーキのディスクパッド交換作業

しかし、磨耗に気付かず限界を超えた状態での走行過熱により、今回のようにキャリパー側にダメージを与えてしまうケースも存在します。

定期的な点検にて未然に消耗部品のチェックを行うことが大事で、結果的には無駄な出費を抑えることにもなります。

 

UG/yoshida



 

*当社でご購入されたお車以外でも修理/車検等承っておりますので お気軽にご相談ください

 また業者様も大歓迎です 各種専用テスター及び整備マニュアル完備

2018y以降対応/WiTECH2.0(オンラインWebディーラー診断機/ワイテック2)導入 テックオーソリティライセンス年間契約

フォードIDS/VCM2導入済み(各種ECUプログラミング可能)

GM次世代診断アプリケーション GDS2/TECH2(最新インターフェイスMDI2)オンライン対応

ベンツDAS/XENTRY完備(SCNコーディング可能)&コーディングソフト「VEDIAMO」完備 その他 各車種対応AUTELテスター/DENSO DST-i等多彩に取り揃えています。

img_2210

アーバンガレージ TEL 072-638-5579 まで まずはお電話を

 平日10:00~20:00  土/日/祝 12:00~18:00  定休日/毎週水曜日

 

 

image

2015y以降ダッジチャレンジャー用/ウインカーCANBUSアダプター販売(2018yも対応)

 車輌のCANラインより、ウインカーの出力信号を取り出す、灯火類改善用のCANBUSアダプターです。

 カナダモデルでの対策等でお困りの業者様、これがあれば容易に日本仕様への灯火類改善が可能です。

 お問い合わせは冨田/吉田まで(業者様専用部品ですので、一般の方への販売はお断りすることがございます)

 

image

クライスラー/ダッジ LEDウインカー改善用 ハイフラキャンセラーも単体販売可能

日本仕様への灯火類改善作業に伴い、オリジナルのウインカー出力とは別に配線を施す作業が多々必要なアメ車。

しかし現行モデルのLEDウインカー採用車で、FAULT SENSEラインがランプに接続されている車両は、既存のように抵抗等のダミー回路ではハイフラをキャンセルすることは不可能です。

この小さなユニットひとつで最大4箇所のウインカーハイフラキャンセルが可能です。

 

 

 

本国仕様4灯ブレーキ/スモール同時点灯&スイッチバック式ウインカーアンバー点滅

~2010yチャージャー/~2014yチャレンジャー等、ご興味のある方は、お気軽にご連絡ください。

 

IMG_2945

純正HEMIネームプレートをベースにレーザー加工にて製作したUGオリジナル「HEMI」LEDビームエンブレム

エンブレムのアート化もしくは補助サイドウインカーとして…厚さ僅か3mmとオリジナルの外観を崩さず、均等かつ鮮明に発光します。

注意:車両側に配線を通す穴あけ加工が必要です

 

トップページへ戻る