エンジンオイルのレベル警告が点灯した、R230型ベンツSL55/AMGの診断です。
この頃のベンツより、エンジンオイルレベルをセンサーで検知し、測定用のスティックゲージは存在していません。
実際にエンジンオイルが入っているか目視で確認するには、専用工具を使用して、オイルパン底部からの油面高量を計測することになります。
今回のSLは、実計測ではオイル量の適正量が確認でき、かつDASによる診断ではセンサーの値がエンジン停止/アイドリング共に固着した異常数値なので、センサー不良と判明。
オイルパン底部に設けられた(エンジンによってはオイルパン内部)レベルセンサーを新品に交換して、適正量のエンジンオイルを注入。
ちなみにAMGでは、Mobil1が推奨オイルとして指定されています。
オイル注入後は、DASによるオイルレベルの測定/確認。
エンジン停止中のレベルのみならず、エンジン回転中のレベルも計測しているので、共に基本値の条件をクリアする品質が求められます。
ちなみにエンジンオイルの実測レベルは、先に述べたゲージ工具もしくはDASによる計測しか不可能であったのですが、後のモデルではエマージェンシー用に通常のスティックゲージが復活したところを考えると…やはりエンジンオイルの量くらいは、常に目視で確認したいものです。(ただし、アイドリング状態のレベルはDASによるセンサー実測でしか難しいです。また停止中エンジンオイルレベルが規定値内であってもアイドリング時のレベルが規定値外であれば警告を発するので注意が必要です)
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