車検整備にてお預かりしている、F12型モデルBMW640の作業です。
オドメーター約60000Km弱走行しており、ブレーキパッドの磨耗といった各消耗パーツの交換や、各所オイル漏れ等の修理作業といったメニュー。
今回はその中で、ATミッションのオイル漏れ修理の作業内容です。
ZF製の電子制御式8速オートマチックミッションが搭載されているのですが、樹脂製のオイルパン部よりATFが滲んできています。
この症状では、ガスケットだけを交換しても完治しないケースが多く、オイルパンAssyの交換作業となります。(樹脂製品による歪み等)
オイルパン交換の為、まずは排出用ドレンよりATFを抜きます。
このドレン部にはOPEN ONLY と記載されており、ドレンを緩めたオイルパンは基本的に再使用しません。
ちなみにBMWのATF交換をディーラーで行うと、かなり高額な価格になるのですが、その理由は使用するATFの価格が一番影響しています。
この8速ATに使用するBMW純正ATFの価格は、リッターあたり¥15000以上の価格設定となり、例えば6リッター程度使用するとATF代だけでもかなりの金額になります。
もちろん社外製ATFで規格に適合するものも多く存在するので、そちらを使用すればかなり金額も抑えることが可能。
オイル排出後は、用意した新品のオイルパンを装着します。
オイルパンボルトやオイル注入用ドレンといった、オイルパン交換の際に必要な部品も付属された「パッケージ」として供給されています。
ちなみにATのフィルターはオイルパンに内蔵されており、その構成からもATF交換の際はオイルパンも同時交換ということになります。
ちなみに古いオイルパンに装着されている磁石には、走行6万弱で既に鉄粉等の異物がびっしりと付着しています。
オイルの注入及びレベル測定は、注入用ドレンよりATFを圧送して適正油温でのフロー測定。
ディスペンサーを使用して、テスターでのATF温度を管理しながらATFを注入すれば完了です。
カスタムコーディングメニューのひとつ、「リーガルディスクレーマー解除」。
エンジン始動時に表示される法令遵守警告を、専用のテスターによるコーディングでカットする(非表示)ことが可能です。
またBMWのFモデルでの、現在UGにて可能なコーディングメニューは、以下の内容となりますので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
お待ち頂いている間に、コーディングによるプログラム変更可能です。(車種により内容に相違があります)
・TVアクティブ化 ・各種デイライトコーディング ・シートベルトやリバース時の警告音 ・助手席ミラー下降角度変更 ・インパネロゴ/ナビスタートアップ ・エンジン始動時ゴング音 ・USB動画再生有効化 ・リバース時ナンバー灯調光 ・ワンタッチウインド ・ワンタッチターンシグナル ・ドアロックアンサーバック ・アイドリングストップ等の前回設定記憶…など。
UG/yoshida
*弊社でご購入されたお車以外でも修理/車検等承っておりますので お気軽にご相談ください
また業者様も大歓迎です 各種専用テスター及び整備マニュアル完備
2018y以降対応/WiTECH2.0(オンラインWebディーラー診断機/ワイテック2)導入 テックオーソリティライセンス年間契約
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