ホットインサイドレイアウトタービン付近の冷却水漏れ/BMW M6

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ユーザー様より修理でお預かりしている、F12型BMW M6の各部点検整備です。

リフトアップ点検を行う前に試運転をしてみると、エンジンルーム付近より冷却水が漏れた時に感じる「クーラント臭」が漂っています。

 

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エンジンカバーを取外すと、エンジン上部に鎮座するタービン付近に、冷却水の漏れ痕が確認できます。

M6のエンジンは、ホットインサイドと呼ばれる、近年の欧州車でよく見られるセンターターボレイアウト方式を採用しています。

シリンダーヘッドのIN/EXポートを逆転させ、Vバンク中央にツインスクロールターボチャージャーを搭載することにより、より容量のあるタービンを使用してもエンジンをコンパクトに構成でき(低重心化)、吸排気経路を最適化にすることでレスポンスの向上等のメリットがあります。

 

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そのタービンを冷却する為に、ウォーターラインが存在するのですが、今回のM6ではウォーターラインのバイパスホース部のひとつが、劣化によって水漏れが発生していました。

各バイパスジョイント部(ツインターボなのでIN/OUT計4箇所)には、熱保護の為に断熱材が巻かれているのですが、やはりタービンに最も近いゴム製品なので漏れてき易い箇所です。

 

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このホースは単品でも供給があるのですが、条件は同じなのでリペアキットを選択して4箇所とも同時に交換作業

 

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ホース交換後は断熱材をキチンと巻いて…断熱材が破れたりしていれば すぐに漏れてくる可能性が高くなるので要注意。

 

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あとはエンジンオイルをはじめとした、各油脂類や消耗品の交換及びチェックを実施。

 

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作業完了後は、ISTA/DによるCBSリセットを実施し、作業を行った内容をモジュールへプログラムしていきます。

 

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