エアバッグ異常の警告が点灯しているので、修理でお預かりさせていただいた、2012yキャデラックCTS-Vの作業です。
TECH2にてエアバッグのDTC（故障コード）を確認すると、助手席乗員有無モジュールに対するエラーが現行値にて入力。
助手席に乗員が乗っているか否かを識別するために、着座センサーが備わっているのですが、その着座センサーを制御するモジュールを確認すると、センサーの内部抵抗が過大と判明。
シート座面に装備されている着座センサーの交換が必要なのですが、現車は6.2Lスーパーチャージャーを搭載したCTSのハイグレードモデルなので、RECARO製のスポーツシートが採用されています。
このCTS-Vの場合、着座センサー交換＝シート座面交換という部品供給で、RECARO製着座センサー内臓シートクッションのプライスは…USAより到着したので組替作業です。
シートクッションを組替える為、車両より慎重に助手席Assyを降ろします。
更にシートを分解して、新しいシートクッション（着座センサー）へと組替作業を行い、再び現車へシートを取付。
新しい着座センサーに交換した場合は、モジュールに対するキャリブレーションを実行しなければ、DTCの入力と共に警告ランプも点灯した状態のままになります。
TECH2を使用してモジュールのセットアップを行い、無事正常な制御も復活し、本日作業終了です。
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