エアサスの不具合にてご相談をいただき、ご入庫していただいた、07yリンカーンナビゲーターです。
右リアの車高が維持できずに、車が大きく右に傾いてしまっています。
右リアの車高が下がってしまっている原因は、単純に右リアに装着されていエアスプリングのエア漏れ。
修理するには劣化した右リアエアサスのベローズやマウントといった部品を交換し、漏れている箇所を新品部品にリフレッシュすれば治ります。
しかし条件的には反対側に位置する左リアも同じく劣化が進行しており、また作動時間超過によるエアサスポンプのトラブル等も後に発生してくる不安が残ります。
そういったエアサスの信頼性に対する不安を解消する為、オーナー様が選択された修理法はコイル式スプリングへのコンバージョン。
但し懸架装置変更になるので強度検討書添付による構造変更申請が必要となりますが、その辺りの問題がクリア出来るのであれば、最も信頼性の高い確実な修理法とも言えます。
エアサス取外しを容易にする為、エアが充填されている左リア側のエアサスを、IDSを使用して圧力を抜きます。
このモデルのナビゲーターでは、リアのみストラット式のエアサスなので、ロアアームを外してコンバージョンキットへの組替。
コイル式スプリングが装着されたコンバージョンキットは、エアサスに比べてショックの自由長が長いです。
その為、リフトにあげてタイヤを浮かした状態だと、元のエアサスの時よりもアームが下がるので、ブレーキホースやレベルセンサーのロッド長に余裕が無くなるので注意が必要です。
コンバージョンキットへと組替されたことにより、今後エアサスの時みたいな車高が下がるトラブルは皆無となりますが、乗り心地はやはりエアサスよりは劣るかもしれません。
エアサスを外した状態だと、もちろん警告表示が点灯するので、付属されているキャンセラーユニットを配線します。
キャンセラーユニットを取り付けた後は、念のためIDSにて他に弊害が存在していないかチェックして、無事納車完了です。
UGでは、VCM2をインターフェイスとしたフォード/リンカーンのディーラー診断機であるIDSを完備。
フォードのジャパン撤退により修理でお困りの方、ユーザー様/業者様問わずお気軽にご連絡ください。
UG/yoshida
*弊社でご購入されたお車以外でも修理/車検等承っておりますので お気軽にご相談ください
また業者様も大歓迎です 各種専用テスター及び整備マニュアル完備
クライスラー&ダッジ最新ディーラー診断機 WiTECH2.0(メーカーオンライン診断機/ワイテック2)導入 テックオーソリティライセンス年間契約
フォードIDS/VCM2導入済み(各種ECUプログラミング可能)
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アーバンガレージ TEL 072-638-5579 まで まずはお電話を
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2015yダッジチャレンジャー用/ウインカーCANBUSアダプター販売
車輌のCANラインより、ウインカーの出力信号を取り出す、灯火類改善用のCANBUSアダプターです。
カナダモデルでの対策等でお困りの業者様、これがあれば容易に日本仕様への灯火類改善が可能です。
お問い合わせは冨田/吉田まで(業者様専用部品ですので、一般の方への販売はお断りすることがございます)
クライスラー/ダッジ LEDウインカー改善用 ハイフラキャンセラーも単体販売可能
日本仕様への灯火類改善作業に伴い、オリジナルのウインカー出力とは別に配線を施す作業が多々必要なアメ車。
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