エアバッグの警告が点灯した、06yクライスラー300C5.7HEMIの診断です
テスターでORC(乗員レストレインコントローラ)を診断すると、「運転席側エアバッグスクイブ1回路の断線」という故障コードの入力による点灯と判明
テスターで運転席側エアバッグスクイブ1回路の実測を確認すると、断線ではないが約10Ωと、かなり抵抗が大きい状態
抵抗が過大なので、故障コード的には「断線」とORCが判断
そもそもスクイブとは点火装置のことで、今回の場合の「運転席側スクイブ」といえば、この箇所になります
だからと言って、このエアバッグの抵抗が大きくなってダメ…というわけでは無く…
ORCからスクイブまでの間に、ステアリングコラムモジュールやクロックスプリング…といった部品を中継していて、それらのどこかで抵抗が過大になる要因が
こういったケースで多いのは…各パーツの抵抗を測定しても、特に問題はなく…しかし車両に取り付けて、しばらくすると抵抗過大…
実は電気抵抗が大きくなる箇所というのは、例えばこういったコネクター部や
画像のような端子部とか、いわゆる各パーツの配線コネクト部なんです
いくらコネクターがちゃんと刺さっていても、中の端子自体の接触抵抗が発生していれば…問題は、数ある接続部の、どの箇所で接触抵抗が発生しているのか?…それが見極められなければ、いくら部品を交換しても無駄なんです
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