クライスラー300Cのエンジン損傷

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高速走行時にオーバーヒート…そのまま走行して、エンジンから異音が発生/不調に陥った、06yクライスラー300C5.7HEMIの診断です。

テスター上ではミスファイヤーが酷く、エンジンもかなり不調で、ガラガラと派手に異音。

 

 

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プラグを取り外して、圧縮測定を行うと、1番シリンダーの圧縮が全く無い状態。

 

 

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シリンダーヘッドを取り外してみると…お分かりでしょうか?

 

 

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圧縮の無い1番シリンダーの燃焼室に、かなりの損傷痕。

インテークバルブも落ち込んでいるので、よく見ると、バルブフェイスの当たるシートリングが外れてしまってる状態。

かなりの高温でバルブのシートリングが外れ落ち、ピストンに挟まれて傷跡を残した模様。

ヘッドの歪みも酷く…シリンダーヘッドの再使用は不可能。

 

 

 

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…そして「圧縮ゼロ」となっている原因は…おそるおそるピストン側を観察すると

 

 

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ピストンの端が割れてボロボロに…もちろん、シリンダー壁面も深い傷跡。

あとはブロックを分解/測定していかなくては、他のダメージも不明ですが…ヒート状態での高速走行による代償は、あまりにも大きい…です。

 

 

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