始動性悪化の訳 クライスラーPTクルーザー

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チェックエンジンの警告ランプが点灯したので入庫した、03yクライスラーPTクルーザー。

点検するのに一旦エンジンを止めてテスターを接続し、再度エンジンをかけると…セルの廻る時間が異常に長く、エンジンのかかりにくい症状発生。

このパターンで真っ先に思いつくのは、フューエルポンプの吐出不良か?例のセンサー?か…ポンプ不良ではチェックエンジンランプは点灯しない(できない)ので、おそらく例のセンサーのほう。

 

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例のセンサーというのは、カムポジションセンサー

いわゆるカムシャフトの位置(角度)を読んでいるセンサーです。

4サイクルエンジンに詳しい方ならご理解出来るかと思いますが…クランクシャフト2回転でカムシャフトは1回転します。

クランクポジションセンサーでエンジンの上死点は判断できますが、それが圧縮上死点か?排気上死点か?は、カムのポジションによって決まります。

カムのポジションを把握することによって、適切なタイミングでプラグへの点火をコントロールできるので、エンジンを始動する上では重要なセンサーのひとつ

今回のPTクルーザーも、想像通りカムポジションセンサー不具合の故障コードが入力され、実測値も不良でした。

 

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ただ今回は念のため配線を抜いて調べていくうちに、センサー自体が復活して、実測値も正常に。

配線等の導通は全く問題なかったので、やはりセンサーの内部不良でたまたま…部品もそれほど高いものでは無いので、交換してしばらく様子をみることに…。

 



 

 

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