ドアコントロールモジュールの役目/ベンツS500

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修理でお預かり中の、W221型ベンツS500です。

 

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今回の作業内容は…助手席側のドアコントロールモジュールの交換。

 

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ドアコントロールモジュールは、その名のごとくフロント左右のドア内部に装備されています。

ベンツに限らず近年の車両に装備されることの多い、このドアモジュール。

 

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ドアに装備される…例えばパワーウインドやミラーやドアロック、車によってはシートスイッチ等の制御を司るユニット。

CANでコントロールされるユニット化にすることで、より複合的な制御を可能…例えばギアをバックに入れた際にドアミラーポジションを可変させたり、ドアロックと連動で窓閉めたり…等、CANにて他のユニットのデーターを受け取り、それに対するプログラム制御を行えるようになり、ドライバーに対してより便利で安全な機能の装備を実現化できます。

もちろん、それにまつわるトラブルも増える訳で…ベンツの場合では、パワーウインドが動かない等の原因箇所になり得ることが多いです。

 

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もちろん「ユニット」なので、交換処置にはコーディングが必要

特にW221型以降では、オンラインによるSCNプログラミングが作動開始にて求められる場面が多いです。

 

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このあたりの年式になると、診断はもちろん、作業後の処置(プログラムやキャリブレーション)に対しても、専用テスターの必要性が求められ、ベンツを整備する上ではDAS/EXENTRYは必要不可欠な設備といえます。

 

UG/yoshida



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