先日また1台、通関も終え、無事UGに到着した、2016yダッジチャレンジャーSRTヘルキャット。
これから予備検を取得する為、排ガス/加速騒音等のレポートはもちろん、現車を日本の基準に適合させるため、灯火類の改善作業です。
UGが輸入する北米仕様のヘルキャットは、フロントはデイライト/ウインカー…そしてリアはブレーキ/ウインカー…。
北米仕様のチャレンジャーでは、BCM(ボディコントロールモジュール)からウインカー単体の出力ラインが存在しません。
またWiTECH(クライスラー純正メーカー製テスター)をオンラインで使用しても、BCMのプログラム変更は不可能。
それを解決するために、UGがオリジナルで開発した、この小さな黒い箱。
現車の何処を探してもウインカー単体の出力が存在しない北米仕様のチャレンジャーを、日本仕様に適合改善するためにUGが考えたのが、CANデーターよりウインカー出力を取り出す手法。
そこで昨年2015yチャレンジャー現車より、CAN-Bラインの解析を行い、ウインカーデーターのプログラムを行ったCANBUSアダプター。
具体的にはプラス/マイナスの電源入力と、車両側のCAN-Bラインにアダプターからの配線を結線するだけ。
CAN-Bライン内にある様々なデーターから、例えばウインカーだけのデーターをアダプター内に転送(プログラム)し、アダプターから12V出力のウインカー信号を発生させることを可能。
またウインカーのみならず、CAN-Bライン内のあらゆるデーターを採取し、それらを組み合わせることで様々な出力回路が可能。
現在、車速データーとブレーキランプデーターを採取/組み合わせによる、時速60Km/h以上からのストロボ点滅式ブレーキ…アダプティブブレーキとして順次自社輸入2016yチャレンジャーに装備していきます。
…CANを自在にコントロールすることにより、今まで不可能と諦めていたことを現実可能し、他に類を見ないUGオリジナルの灯火パターンを駆使したチャレンジャーたち。
AMG/S65 630ps、ランボルギーニアヴェンタドール 700ps…レッドキーにより解除される707hpという悪魔の扉、並み居るライバルたちをも寄せ付けぬその非現実的なパワーをより多くの方に…。
UG/yoshida
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