キーFOBの追加プログラミング、いわゆるスペアキー追加登録作業の2011yリンカーンナビゲーターです。
スペアキーを作製する場合は、イモビライザーが備わっているので、現車に対しプログラミングが必要です。
まずは部品としてのベースキーを入手して、現車のキーシリンダーに合う様にキーカット。
この状態ではまだ未登録の状態なので、イグニッションキーシリンダーを廻せてもセルモーターは廻ってくれず、メーター内のセキュリティー警告ランプが激しく点滅するだけです。
キーをプログラムするには、IDS(フォード純正メーカー製テスター)を使用します。
キーFOBにはICが備わっており、それぞれのキーFOBに存在する固有のIDを読み取って、現車にプログラムする必要性があります。
ちなみにキーの登録は、1台の車輌で最大8個まで可能。
また現在登録されているキーのIDを、全て確認できます。
実際のプログラム作業では、現車にIDSを接続してPATS(イモビライザーユニット)と通信を行い、セキュリティアクセスの取得を得るためその状態で約10分、キーON状態でPATSモジュールの解除を待ちます。
PATSではスペアキーの追加登録の他、登録されているキーの削除等も可能。
例えば所有していたキーのうち1本紛失した場合とか、万が一の防犯に備え、紛失したキーIDを削除すれば、そのキーは使えなくなります。
キーFOBのカットさえ終わらせておけば、キーのプログラムは数分で完了します。
但し防犯のため、キーFOB関連の作業の場合は、車検証と身分証明(免許証等)の提示及び連絡先の確認(住所/電話番号)をお願いする場合がございます。
UG/yoshida
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