フラップアクチュエーターに対する改善/ダッジチャージャー

 

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エンジンを始動すると、しばらくの間、異音が発生するということで、急遽ご来店いただいた、2012yダッジチャージャー6.4SRTの診断です。

確かにエンジンを始動すると、カタカタカタ…と、この年式のダッジ/クライスラー系でよく耳にする異音が…。

 

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その、よく耳にする異音というのは、エアコンの各フラップを駆動する、モーター式のアクチュエーター

アクチュエーターの内部ギア等の磨耗により、フラップが開閉の最大位置まで作動しているのに、ギアが滑って例の異音が発生。

 

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ダッシュ内のあらゆる箇所に取り付けられているフラップの、どの箇所のアクチュエーターが不良なのかを確認するため、WiTECH(クライスラー純正メーカー製テスター)による較正テストの実施

 

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結果、フラップアクチュエータートラブルで、最も多い箇所である、内気循環ドアフラップのアクチュエーターが不良と判明。

 

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助手席側のグローブボックスを取外すと、エアコンのブロアモーターが確認でき、その側面に内気循環ドアのアクチュエーターが装着されています。

UGの在庫部品で交換作業を行い、再度較正テストの実施により、正常機能の確認完了。

 

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あと、気になるのが、今年の10月にメーカーから発表されたばかりの、テクニカルサービスブルティンの内容。

その最も新しい情報によると、HVAC(エアコンコントロールユニット)に対し、改善された新しいソフトウェアが発表されており、今回の車両にリプログラムが可能。

特にメーカーは、よくある故障事例に対する改善対策のひとつとしても、こういったECUの新規キャリブレーションを開発/発表しています。

 

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具体的な改善内容は、今回の内気循環ドアに関する箇所とは別のドアアクチュエーターに対するものですが、今後起こりうるトラブルの可能性も踏まえフラッシュ処理の実行。

UGでは常に本国クライスラー/ダッジメーカーサーバーとのオンラインにより、最新情報の確認から最新ソフトウェアによるリプログラミング(フラッシュ)が可能。

今回の内容も全て、突然ご来店いただいた際のクイック作業により、不良部品の確認/交換から最新情報確認/ECUリプログラムまで、少しお待ちいただいている間に全て完了です。

 

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UG/yoshida

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