5.7HEMIエンジンのPCMプログラム/ダッジマグナム

 

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時折エンストするという症状で、業者様より修理お預かりした、5.7HEMIエンジンを搭載した、06yダッジマグナム。

 

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WiTECH(クライスラー正規純正テスター)で診断をしていった結果…結論から言えば、エンジンをコントロールするECUである、PCM(パワートレインコントロールモジュール)の内部不良により交換

 

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PCMに限らず主要なECUは、新品の状態では何もプログラムされていない「無」の状態なので、WiTECHを使用してUSAメーカーサーバーにログインし、オンラインによる5.7HEMIエンジンに対するプログラムを実行する必要性があります。

その際、自ずと最新のキャリブレーションをロードして、現車の新品PCMにインストール。

 

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プログラムが完了したPCMでも、そのままの状態では現車のVIN(シリアル番号)に登録された状態ではないので、WCM(ワイヤレスコントロールモジュール)と結合させる意味合いも含め、キーコードの登録。

この際、車両固有に定められた4桁のPINコード(PersonalIdentificationNumber)が必ず必要になります。

このPINコードはスペアキーを登録及び消去する際にも必要なセキュリティー番号となり、PINコードが不明な場合は事前に本国クライスラーメーカーより、PINコード情報を入手しなければなりません。

 

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プログラム及びVINの登録が完了したPCMは、まだこの状態ではエンジンがかかってもまともにアイドリングすらしてくれません。

これは現車に対してのスロットル等の作動範囲値に対する学習がされていない状態なので、アイドリングを行うことが出来ずDTC入力によるチェックランプも点灯します。

この初期学習でも、WiTECHを使用して、ETC(エレクトリックスロットルコントロール)の学習開始処置の実行が必要

 

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このように診断だけでなく、ECUのプログラムはもちろん、各種初期学習を実行するにも全てWiTECHを使用しなければ不可能

常時オンラインでWiTECHを完備する当社では、上記のPCM交換に伴うプログラムから最終学習までの処置時間は数分で完了です。

 

UG/yoshida

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