日本仕様改善に伴うウインカーキャンセル/FAULT SENSE キャンセラー

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アメ車の灯火類改善作業を実践している業者様では、お分かり頂けると思いますが、最も煩わしい内容のひとつとして、リアウインカーの処置が挙げられると思います。

大抵のアメ車は、リアのウインカー配線がブレーキランプの配線と同一のパターンが多く、日本仕様の灯火改善を行うには、ブレーキとウインカーと別々の配線を新たにする必要があります。

以前のアメ車であれば、ブレーキ配線がウインカー回路に入力される手前でカットすれば、新たにブレーキ線だけを配線するだけでOKというタイプが多かったと記憶してます。

 

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しかし近年のBCM(ボディコントロールモジュール)が制御を行っている場合、灯火類を作動させるアナログな入力ラインなど存在せず(CANシグナル)、出力はBCMからされる(ウインカーリレーなど存在しません)ので、ブレーキ以外に新たにウインカー線も配線する必要性があります。(その多くはフロントウインカーからの分岐)

BCMから出力されるブレーキ/ウインカー線は、日本仕様の灯火点灯では使用できないので断線状態になるのですが、BCMが断線と判断し警告を発し且つハイフラになるので、それに対する処置が必要。

通常のバルブを使用している車両であれば、その多くは断線状態の配線に同出力の消費を行うこと(抵抗等)で解決できる場合が多いですが、問題は近年の車両に多いLEDテールの場合

 

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例えば、ダッジチャレンジャーやデュランゴ等のLEDテールでは、LEDでの出力側消費をBCMが監視しているのではなく、ランプ側からのリターン回路(FAULT SENSE ライン)により断線及び球切れ等を監視しています。

UGでオリジナルに開発した、長さ3センチにも満たない黒い箱。

これを出力ラインとリターンラインの双方に結線すれば、BCMに対し擬似信号を発し、警告及びハイフラ等の処置が行えます。

 

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このキャンセラーひとつで最大4箇所のキャンセルが可能なので、1台で1つの使用で補えます。

 

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その中身は、僅か1センチにも満たない集積回路がひとつ

この電子部品を使用することで、断線状態に対しBCMへの擬似信号を出力し、ブレーキ/ウインカーに対する警告点灯やハイフラの解除が可能。

 

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ただし気をつけて頂きたいのは、決して配線に対し例えば検電テスター等のアナログな器具で測定しないこと。

そのようなテスターで擬似信号の確認を行うような行為をすると、必ず内部が損傷します。

それは、BCMが制御するリターン回路では、信号線なのでアンペアという概念では微弱な入力な為、このような集積回路で処理が可能。

こういった電子パーツでは、例えば検電テスターのような発光させる程度の信号だけで、内部が一瞬で焼けてしまいます。

 

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UGで製作するキャンセラーは、全て当社で手作業で製作しており、作動確認も終了済み

結線の際は、例えば配線の先が一瞬だけボディに触れた程度でも、確実に内部損傷を起こすので注意してください。

 

UG/yoshida



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純正HEMIネームプレートをベースにレーザー加工にて製作したUGオリジナル「HEMI」LEDビームエンブレム

エンブレムのアート化もしくは補助サイドウインカーとして…厚さ僅か3mmとオリジナルの外観を崩さず、均等かつ鮮明に発光します。

注意:車両側に配線を通す穴あけ加工が必要です

 

 

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