アイドリングや低回転時に、下回りよりガランガランと異音を発する、2012yのC6型シボレーコルベットの作業です。
その異音の発生源は、エンジン回転をリアのトランスアクスルに伝えるトルクチューブ。
エキゾーストを取外し、更にパネルを外さなければ、その全貌は確認出来ません。
トルクチューブとはプロペラシャフトの接続形態名称のひとつであり、一般的にユニバーサルジョイント等で構成されているシャフトむき出しで構成されているプロペラシャフトは、正確にはホチキスドライブ方式と呼ばれています。
いっぽう、コルベットに採用されているトルクチューブ方式は、ユニバーサル等のジョイントが無く、シャフトがケースに覆われている構造。
通常FR方式の車両では、エンジン→ミッション→プロペラシャフトを経て、リアデフへと回転が伝わります。
しかし、純粋なスポーツカーであるコルベットは、重量配分の適正化を考慮し、ミッションはリアデフと一体の6速トランスアクスルがリアにマウントされています。
そのため、シャフトが減速されないエンジン回転のまま回転することにより、通常のFR方式よりも高速回転することから発生する振動を防止するため、エンジンとトランスミッションを剛結合する必要があります。
こういったトルクチューブを採用したリアトランスアクスル方式の場合、トルクチューブを取外すにはリアトランスアクスルAssyをまず車両から降ろす必要性があります。
リアサスペンションメンバーと一緒にリアトランスアクスルを降ろすことによって、頑丈な構造であるトルクチューブを車両から取外せます。
筒状のアルミケースで覆われたトルクチューブを分解すると、内部にはユニバーサル等のジョイントが存在しないプロペラシャフトが挿入され、ベアリングで固定されています。
今回のようなトルクチューブ内での異音の殆どは、内部ベアリング等の損傷によるものが大半で、そのまま放置して乗り続けると、最悪ケースを破壊し走行不能状態に陥る可能性が高くなります。
特にトルクチューブは、先にも述べたように減速されないエンジン回転数のまま常に廻るので、劣化による損傷破壊力は通常のプロペラシャフトに比べ危険性が高いので要注意です。
UG/yoshida
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