納車前点検整備中の、アルファロメオミトです。
距離もまだ30000kmちょいと浅く、各油脂類のチェックと…あと重要なのが、イタリア車であるアルファロメオといえばやはり、
タイミングベルトの交換メンテナンス。
30000Kmでタイミングベルト交換と聞けば、国産車の感覚(約10万キロ)で考えればかなり早いと思われますが、
アルファロメオをはじめ、イタリア車の多くはその感覚では通用しません。(4年毎に交換推奨)
バルブタイミングに重きを置くイタリア車では、張力等によるベルトの劣化も去ることながら、テンショナーやアイドルプーリー等の脱落によるバルブクラッシュ等のトラブルも存在します。
また、タイミングベルト交換の際は、同ベルトで駆動しているウォーターポンプの同時交換も定番項目。
このあたりの内容は、アルファロメオに限らず、タイミングベルト交換メンテナンスの基本的な作業内容となります。
現に今回のミトでは、取外したウォーターポンプに冷却水の漏れ痕が存在。
常に冷却水を循環するウォーターポンプは、消耗部位と判断して、タイミングベルト交換の際は必ず同時に交換すべき箇所です。
走行距離に関係なく、アルファロメオでは4年くらいのスパンでタイミングベルト交換を心がけるように注意しましょう。
UG/yoshida
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