足回り異音の原因箇所/ベンツB170

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この度初めてUGにて車検整備でお預かりさせていただいた、W245型のベンツB170の点検作業です。

各油脂類をはじめ消耗部位のチェック等を行い、DASによるECU診断をした後にロードテストを行うと、足回り付近から時折りゴトゴトと異音が発生。

 

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お客様は日常的に乗っておられて慣れてしまっている?のか、その異音が気になられていない(気付いていない?)様子でしたが、明らかに正常な245の足回りでは無いので、再度リフトにあげて点検です。

どうも体感的に音の発生源は、左フロントサスペンション付近なので、スタビリンクや各ボールジョイント系等のチェックをします。

 

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外観上は全く問題が無いように見える、ロアのボールジョイント

ブーツの損傷も無く、装着状態でガタの測定点検を行っても問題はありません。

 

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しかしプーラーを使用して取外すと、ボールジョイント単体の動きは…。

 

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お客様に状態を説明し、新しいロアボールジョイントへ交換します。

実はこの型のBクラスでは定番箇所であり、その劣化具合は外観で判断できないケースが多いです。

 

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古いボールジョイントのブーツを捲って確認すると、案の定 内部グリスが退化しており、このまま使用を続けるとハンドル操作に対し常にギーギーと異音が発するようになります。

もちろんプレロードの減少により、最悪ボールジョイントが破損して走行不能になるケースも…

 

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左側の異音でしたが条件的には右側も同様なので、今回は左右のロアボールジョイントを交換しました。

もちろんロードテストの結果も、異音の発生は解消されました。

 

UG/yoshida



 

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