エンジンがかからないということで、レッカー入庫してきた96yシボレーアストロの作業です。
エンジンが始動しない原因は、結論から言えば燃料供給不良…フューエルポンプへの電源供給は正常だけども、ポンプが作動せずにガソリンが送れないという「定番トラブル」。
フューエルポンプが組み込まれているタンクユニット脱着の為、ガソリンタンクを車両より取り外します。
ガソリンタンク内に装着されているフューエルユニットを取外し、作動しなくなったフューエルポンプの交換です。
~96yまでのアストロでは、旧タイプのフューエルユニットになるので、フューエルポンプ単体で交換が可能。
97y以降だと、コレクター式のフューエルユニットになるので、単体供給が無くユニットAssyとなります。
現車は96yモデルなので単体で交換が出来、ポンプ交換だけの交換を考えると97y以降に比べ部品代がリーズナブル。
ですが、注意しなければいけないのが、このモデルではタンクユニット内の配線コネクター部が、劣化によって焼けてしまっているものが多いです。
今回のアストロも内部コネクターを外してみると、配線端子が劣化により変色してきています。
この部位の劣化により接点不良が発生し、ポンプが作動しないケースも多いです。
この部位が損傷してきている場合は、ポンプと別にセンダーユニットも同時に…結局97y以降のポンプ交換と同程度の部品代…。
新品のポンプ&センダーユニットを組み付けタンクへ挿入し、同時にフィルター等も交換して無事エンジンも始動。
96yまでのタイプは先に述べたとおり、コレクター式ユニットでない為、バッフルプレートの無いアストロのガソリンタンクでは、走行状態によるガソリンの揺れによってゲージ変動が大きいのが難点ですね。
UG/yoshida
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