ATF漏れ修理と合せてフルード及びフィルター交換作業にてお預かりしていた、W211型ベンツE320です。
初期型のW211系に搭載されていた722.6型5速ATでは定番の、電子制御カプラー部からのATF漏れ。
漏れたフルードがATオイルパンを伝って、アンダーカバーに溜まっている状態です。
車両側のハーネスカプラーを取外すと、AT側のカプラー部から漏れたフルードが激しく滴り落ちてきています。
このフルード漏れを放置しておくと、ATF量不足による一連の機械的トラブル等の他、ATミッションを制御するEGS電子ユニットまでもがダメになる可能性も大きくなります。
722.6型5速ATではATを制御するECUであるEGSユニットが車体側のECUボックス内に収められているのですが、漏れたフルードが毛細管現象によって配線を伝って上がりECU内部へと侵入してきます。
その状態が継続すると、電子制御基盤がオイルに浸されてEGSユニット本体が損傷してしまうケースも…今回のW211もEGSユニットを点検すると、伝ってきたフルードがカプラー部に存在しているのが分かります。
このATフルード漏れは、ミッション側のカプラーを交換するだけで解決し、部品代も数千円…ですが、運悪くEGSユニットがダメになると数万円の出費になります。
今回のW221は、幸いEGS内部基盤までの浸透量は少なかったので、フルード漏れの原因箇所であるカプラーの交換を実施し、EGSユニット側は分解洗浄して対処。
序に、交換履歴が不明なフィルターも交換するため、オイルパンも取外して洗浄。
ATF漏れ修理と合せてATFもリフレッシュし、無事納車完了です。
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