SERVICE ENGINE SOON(サービスエンジンスーン)の警告点灯にて、修理お預かりした、2002yシボレートレイルブレーザーの作業です。
早速TECH2を接続して、PCMに入力されているDTC(故障コード)を確認すると、ラジエターを冷却するエンジンファンのスピード過大。
実際、水温がヒート状態で無いにもかかわらず、アクセルを開けてエンジン回転を上げても、エンジンファンのクラッチが繋がったまま勢いよく廻っています。
一般的に多いファンカップリングと呼ばれるウォーターポンププーリーに備わっているエンジンファンのクラッチは、先端にバイメタル式のサーモスタットが存在し、内部に充填されたオイル膨張によってクラッチの断続を行ないます。
しかしこのトレイルブレーザーの場合、バイメタルの代わりに電気制御によって粘性クラッチを作用させており、それによって水温だけでなく、各油温やエアコン冷媒圧力等によってもクラッチ操作を可能にしてます。
その為、粘性ファンの回転スピードをPCMが監視可能なのですが、いくら回転要求を下げてもファンクラッチは繋がったままでMAXスピードで回転しています。
ファンカップリングが切れない状態=プーリー回転直結状態だと、適正水温への到達時間及び維持に対する影響はもちろん、その回転抵抗によってエンジンの出力低下など、燃費悪化の要因にもなります。
新しい電機粘性ファンカップリングを取り寄せ、現車のファンと組替作業。
ファンカップリング交換した後は、ファンクラッチが必要に応じて断続し、エンジン回転上昇時の音も静かになりました。
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