各部点検整備にてお預かりした、9N型のフォルクスワーゲンポロの作業です。
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オイル漏れが診うけられるのでリフトアップして下回りを確認すると、ATミッションのハーネスコネクター部よりATF漏れが発生しています。
9N型ポロに採用されているミッションは、電子制御式6速ATの09Gユニット（AISIN製）
今回の漏れ箇所は、バルブボディに配置された各ソレノイドバルブやセンサー類を制御するワイヤーハーネスコネクター部となります。
このコネクター部からの漏れ＝ATミッション内のワイヤーハーネス交換となるので、バルブボディの取外しが必要となります。
上の画像が、現車から取り外した古いハーネスと交換する新品のハーネス。
バルブボディが装着される隙間を考慮して、新しいハーネスに組替作業。
漏れ箇所であるコネクター部にはOリングが装着されシールされていますが、Oリングの経年劣化及び樹脂製コネクターの変形等により漏れが発生してきます。
この09G型等のATミッションでは、コネクター部が配線側と分離しないので、今回のようにバルブボディ脱着を伴うワイヤーハーネス交換という作業になります。
バルブボディ取外しに伴い、フィルターも新品へとリフレッシュし、綺麗に洗浄したオイルパンを装着。
ATFの補充＆レベル調整のため、テスターを使用してATF温度の測定。
注入口からATFを圧送補充し、適正油温でのフロー量を確認して調整を行います。
その他、今回の点検では、損傷して内部グリスが飛散しているドライブシャフトブーツの組替や、
減衰力が低下したリアショックアブソーバー＆朽ち果てきつつあるバンプストップラバーブッシュ等も、新品へとリフレッシュさせていただきました。
UG/yoshida
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