オイル漏れの持病…/キャデラックエスカレード

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車検整備のご依頼にて、この度初めてUGにてお預かり作業をさせていただいた、2008yキャデラックエスカレードの点検です。

 

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リフトに上げて下回りを確認すると、GM系のSUVではもはや定番ともいえる、オイルパンからのエンジンオイル漏れ

エンジン後方のATミッションとの境目から垂れてきているこのオイル漏れ、その多くはオイルパンガスケットのシール不良によるものです。

 

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修理するにはまずエンジンオイルパンを取り外すのですが、AWDなのでフロントデフAssyから順番に取外し作業。

 

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クランクシャフトのリアシールからオイル漏れが発生している場合は、リングギアやベルハウジング内に漏れたオイルが存在していますが、今回のエスカレードはオイルパンガスケットだけで対処可能な状態です。(意外とクランクリアシールからも漏れている車両は少ないと思います)

 

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強固なアルミ製オイルパンをメタルガスケットでシールしているのですが、オイルパンの切削面が粗いものが多く(平面不良)、その為オイル漏れが早期に発生している車両も多いです。

新しいガスケットに交換して装着する前にオイルパンの接合面を確認し、上記状態が診うけられるようであれば面修正による処置が必要。

 

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面修正したオイルパンを綺麗に洗浄し、現車のエンジンへ取り付けていきます。

 

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その他の不具合箇所は、これまた定番のフロントスタビライザーリンクのブッシュ(現車は既に片側無くなっています…)や、

 

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ミッションオイルクーラーへと導かれるラインからのATF漏れ。

あとはリアのバンプストップや電気廻りの不具合も修理し、ブレーキフルードやクーラントといった定期交換油脂類のリフレッシュ。

 

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作業後は再度テスターを使用して、最終チェックを終えれば完成です。

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