業者様よりお問い合わせを頂き、イモビライザートラブル修理にて部品を交換した後のプログラム作業でご来店頂いた、2006yハマーH3です。
古くからGM系ではパスロックタイプのイモビライザーシステムを備えており、パスロックセンサー内臓のイグニッションスイッチ等を交換した際はテスターによる学習プログラムを行わなければ、セキュリティ警告点灯と共にエンジンが始動できません。
早速サービスプログラミングシステムを起動させ、イモビライザーの学習プログラムを実行。
しかし学習プロセスが完了してもセキュリティーの警告は点灯したままで、セキュリティセンサーデーターに対するエラーも検知しています。
これは業者様の方で交換された部品以外の不具合が存在していると考えられるため、弊社にてお預かりして診断作業の継続です。
入力されるDTC（故障コード）をもとに、チャートに従って順番に測定診断を行なった結果、今回の原因はBCM（ボディコントロールモジュール）の不具合と判明。
H3のBCMは助手席側足元側面に装備されており、サンルーフの排水不良等が原因で雨漏れによる不具合発生が事例として多い箇所のひとつ。
現車のBCMも排水ドレンの詰まりによりBCM内部に腐食が発生し、パスロック回路に影響を及ぼしていました。
新しいBCMを手配して取付、GMサーバーとオンラインにてプログラミングの実行。
BCM交換＆プログラム後は、イモビライザーの学習プログラムも問題なく成功し＝セキュリティトラブルも解決しました。
UGではGM系（シボレー/キャデラック等）の純正診断機器であるGDS2/TECH2を完備（インターフェイス/MDI2）し、GMオンライン起動による各種プログラミングも常時即対応可能です。
GMブランドの車種でメンテナンスにお困りの方（ディーラーの修理金額にご不満の方もしくは違法改造等の理由でディーラー作業を断られた方）、UGでは各種診断はもちろん、ECU交換の際に必要なプログラミング等も全て可能なので、ユーザー様及び業者様問わずご遠慮なくご連絡ください。
UG/yoshida
*弊社でご購入されたお車以外でも修理/車検等承っておりますので お気軽にご相談ください
また業者様も大歓迎です 各種専用テスター及び整備マニュアル完備
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