失火履歴に対する処置/BMW640i

ドライブトレーンの警告メッセージが表示されエンジン不調症状に陥ったという案件にて、業者様より点検ご入庫頂いたF12モデルのBMW640iの作業です。

弊社にご入庫頂いた時には、エンジン不調症状の体感もなくスムーズにエンジン回転が上がる状態です。

 

ISTA診断機にてディフェクトメモリーを確認すると、No5シリンダーを中心としたミスファイヤ履歴が検知されている状態です。

この失火症状が発生したことにより、先の警告メッセージ点灯及びエンジン不調症状が発生していたものと推測出来ます。

 

先にも記述した通り、お預かり点検時点では失火症状の発生が皆無=実測ステイタスを測定しても特に不具合は診うけられない状態

 

このF12系640に搭載されているエンジンは、直6ターボ+ダイレクトインジェクション(直噴)であるN55エンジンとなります。

 

特定気筒での失火トラブルの場合、スパークプラグやイグニッションコイルといった点火系不良等がまず思い浮かべます。

 

しかしBMWのダイレクトインジェクションの場合、インジェクタートラブルに起因した失火事例も多々存在し、ディーラー等では失火履歴検出=全気筒インジェクター交換を提案されることも多いと聞きます。

 

ですがダイレクトインジェクターの部品価格は決して安いもので無く、しかも6本となると非常に高額な部品価格となります。

今回の640に関しては「現在症状が発生していない」のも考慮し、ご依頼先である業者様と相談した結果、予防整備としてインジェクターは専門業者での全本数単体クリーニング処置にて対応。

 

結果、スパークプラグは全気筒交換及び特定箇所のイグニッションコイルリフレッシュ、そして全インジェクターの単体クリーニング処置にて作業完結です。

 

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また、ディーラーでは行うことの無い、各種カスタムコーディング変更等(TVアクティブ化やデイライト等)も実施しています。

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