上がらない水温と廻り続けるエンジンファン/キャデラックエスカレード

エンジンをかけるとエンジンファンが最大回転数で廻り続け、水温計に目をやると水温が全然上がらない…2015yキャデラックエスカレードの修理です。

エンジンを止めた後もエンジンファンが暫くの間、フル回転で廻り続けている状態です。

 

DTC(故障コード)を確認するとサーモスタット調整温度未満の水温異常を検出しており、その為ECUが水温異常検出に伴うエマージェンシー機能としてエンジンファンをフル回転にて制御している状態です。

 

ECT(エンジンクーラント温度)センサーはサーモスタットのすぐ横に取り付けられ、サーモスタット弁の開閉に伴う水温値を監視していますが、現車は長時間エンジンをかけているにも拘らず水温が基準値に満たさない状態。

 

センサーやサーモスタット等の不良によって上記エラーがECUに検知されると、ECUは監視されている水温値に関係なくエンジンファンをフル回転制御します。

これは水温値異常検知に対する危険回避制御によるもので、実際のエンジン水温がECUが監視するセンサー値と異なる場合も想定したエマージェンシー制御となり、必ずしも現在水温上昇/オーバーヒート状態に陥っている訳ではありません。

 

その為、不具合箇所修理後はエマージェンシーモード解除のためテスターにてDTCクリア/リセットを行わなければ、例え正常な水温制御に復帰していてもエンジンファンが暫くフル回転制御してしまいます。

 

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