ハブベアリング損傷によるABS警告点灯/リンカーンナビゲーター

ABS及びトラクションコントロールの警告表示が点灯したままの状態の、2008yリンカーンナビゲーターの修理です。

 

IDS診断機にてDTCを確認すると、左リアホイールスピードセンサーの不具合を検知しています。

実際ロードテストでテスターでの実測測定を行うと、確かに左リアの車速信号が出ていない状態です。

 

ホイールスピードセンサーは各車軸に備わっており、其々のホイール回転数を監視しています。

今回の内容では左リアに位置するスピードセンサーの不良かと予測するDTC内容ですが、リフトアップして確認するとハブ内部のベアリング損傷による「ガタ」が発生しているのが判明。

 

車軸のガタつきにより車速パルスが発生できない状況に陥っていたので新品部品へと交換作業ですが、このガタつき症状のまま高速走行を継続すると、事故に直結する大変危険な状態であるのは言うまでもありません。

 

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