ドライバーアシストシステムの修理警告メッセージが表示されてしまっている、2016yキャデラックCT6の修理作業です。
ドライバーアシストシステムは、運転者の負担軽減及び安全性/快適性を目的とした様々な機能に対する制御システムとなります。
GDS2診断機にてDTC（故障コード）を確認すると、左フロント側のショートレンジレーダーセンサーモジュールのハードウェア不具合を現行ステータスにて検知しています。
走行中の車両周囲状況を把握するショートレンジセンサーは、各バンパーのコーナーに設置されています。
CT6の各ショートレンジセンサーは、ネットワーク制御のECUのひとつとなり、新しい部品に交換しただけではキャリブレーション未プログラム状態によって制御を行いません。
SPS（サービスプログラミングシステム）を起動させ、オンラインにてメーカーサーバーにアクセスして、プログラムファイルをインストールすることにより制御機能が開始されます。
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