チェックエンジン警告ランプの点灯修理にて、業者様より修理お預かりした、2006yフォードエクスペディションの作業です。

 

IDS診断機にてDTC（故障コード）を確認すると、ECT（エンジンクーラントテンプ）センサーの間欠故障を検知しています。

 

ECTセンサーの間欠故障＝冷却水温度を監視しているセンサー値が、間欠的に数値が途切れてしまっていると解釈できる内容です。

 

現車に搭載されている3Vエンジンでは、水温センサーはシリンダーヘッドテンプ（CHT）センサーとも呼ばれます。

 

このエンジンのCHTセンサーへアクセスするには、まずインテークマニAssyを取り外さないと、その存在の確認すら出来ません。

 

インテークマニを取り外すと、右バンクシリンダーヘッドの内側後方に、CHTセンサーが装着されているのが確認できます。

 

ECTセンサー間欠故障＝CHTセンサーの不良かと予測する内容ですが、点検するとセンサーの端子部配線の被膜がかなり損傷しているのが判明。

これによって時折り通電不良（断線）やショート状態に陥っている可能性は、十分に考えられます。

 

リペアハーネスを使用して、損傷のあるCHTセンサーハーネスを修復して、新たなセンサーへと組替対処。

 

UGでは、VCM3をインターフェイスとしたフォード/リンカーンのディーラー診断機であるFDRS＆IDS完備。

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UG/yoshida

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