過大な電源ショートの原因/シボレータホ

助手席側前後のパワーウインド及びパワーシートが動作しなくなった、2008yシボレータホの点検作業です。

ウインドスイッチを操作すると「カチカチ」とリレーのような動作音は聞こえるけれども、全く動かない状態です。

 

回路図を基に測定点検していくと、60Aのヒュージブルリンクが断線している状態と判明。

業者様からのご依頼でオークションより仕入れられたばかりの車両ということで、新たなヒュージブルリンクを挿入すると問題なく動作したので、いったん返却したのですが…

 

その後3日間くらいは車移動等の際に何度か動かしても問題なかったらしいのですが、また数日経過した後に60Aのヒュージブルリンクが断線してしまう状態に陥っています。

 

何れかの箇所でショートしていると考えられるのですが、①60Aもの大容量がショートする箇所 ②しかもショートするタイミングが不定期(3日くらい問題なかったり、すぐに断線したり)という内容を考慮して再現性を求めます。

 

例えばこのパーキングフットレバー、駐車の際にフットブレーキを引かずにPポジションだけで停めている時もある=フットブレーキを引いたときにのみショートしているとなると、先の60Aヒューズがショートしてしまうタイミングが不定期なのも頷けます。

 

ヒューズボックスのメインハーネスは運転席側より室内へと導入されているのですが、ちょうどその箇所にあるパーキングブレーキのフットレバーがハーネスとの取り廻し不具合で触れてしまっている状態。

 

それによって踏み込む度合いによりボディにマウントされているフットブレーキレバーを介してアース短絡=60Aもの大容量ショートが発生してしまっている現実。

 

そのあたりの再現性が確認出来なければ無駄に時間を要する内容でしたが、今回はスムーズに原因箇所へと辿り着けた不具合でした。

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