インジェクターコントロールの不具合/シボレーカマロ

走行中にエンジン不調症状が発生し、チェックエンジン警告インジケーターも点滅作動した、2010yシボレーカマロの修理作業です。

弊社へご入庫頂いた際は、チェックエンジン警告ランプは点灯していますが、エンジン不調症状のほうは発生していない状態です。

 

スキャナーにてチェックエンジン警告を表示させているDTC(故障コード)は、No4シリンダーのインジェクターコントロール回路に対するエラーを検知しており、症状発生時にはNo4シリンダーが失火状態に陥っていたものと推測できます。

 

カマロのV8エンジンでは、No4シリンダーは右バンク側/前から2番目の気筒となります。

 

先のDTCでは、No4シリンダーのインジェクターコントロール回路不具合を検知しているので、PCM間のインジェクター回路ハーネスの測定点検等を順番に進行していきます。

 

結果、今回の不具合は単純にNo4シリンダーのインジェクター不良と判明、劣化によってエンジン熱等の環境下にて内部抵抗値が大きくなり噴霧機能不良が発生していました。

 

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