エアバッグの警告ランプが点灯したままの状態に陥った、2013yフォードエクスプローラーの修理作業です。

 

DTC（故障コード）を確認すると、運転席エアバッグの展開コントロールが、ステージ1/2共に断線を検知しています。

 

ステアリング中央に設置されているエアバッグは、ステージ1/2と2系統の回路が接続されています。

実測を確認しても、確かに抵抗値が過大状態の数値を示しています。

 

エアバッグ本体の内部断線の可能性もありますが、多くの場合はコンタクトスプリング内での断線トラブル。

 

回転動作するステアリングへの回路配線の為、リール上のコンタクトスプリングを介して結線されていますが、その繰り返し行われた回転動作によって断線トラブルが発生しやすい部位となります。

新しい部品へと組み換え後は、ステージ1/2共に正常な抵抗値を示し＝エアバッグ警告のランプも消去可能となりました。

 

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