P16F3セットに対するリプログラミング処置/GMCユーコン

走行中に時折チェックエンジン警告ランプが点灯し、同時にサービストラクション等の警告メッセージも表示される症状が発生した、2021yGMCユーコンの診断です。

ご入庫時は警告ランプ及びメッセージも点灯表示されていない状態でしたが、その症状が発生すると制御によるものかエンジン噴け上り悪化等の不具合も発生してしまう模様です。

 

ECMのDTC(故障コード)を確認するとP16F3/コントロールモジュール冗長メモリパフォーマンス( Control Module Redundant Memory Performance )が履歴にてセットされてしまっています。

このエラーは制御モジュール(ECU)内のマイクロプロセッサ内部の整合性状態に適用され、今回の場合はECM(エンジン制御モジュール)の不完全なプログラミング検出等の内部故障的な問題が考えられます。

 

この監視機能に対するDTCは外部回路には関与しませんが、CANバス2ネットワークにてECMとの通信途絶を履歴検知してしまっています。

先にも述べたようにP16F3はECUのソフトウェア等の問題によって制御機能に影響を及ぼし、スロットル制御不良による出力低下や、最悪エンジンが始動しない等のトラブルに遭遇してしまう可能性もあります。

 

ECM内部故障=ECMの交換を予測しますが、メーカーのサービスインフォメーションでは2021yの各C/Kモデルに対し、上記不具合の原因はECMのソフトウェア異常に問題がある可能性を指摘しており、ECMのリプログラミング処置による修正作業をアナウンスしています。

 

この処置はSPS(サービスプログラミングシステム)を起動させて、最新のキャリブレーションファイルをダウンロードし、現車のECMへとリプログラミング処置を実行します。

 

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