冷却水ラインへのエンジンオイル混入/アウディA4

オーバーヒートトラブルにてチェックエンジン警告ランプが点灯している、B9モデル/アウディA4の点検/修理作業です。

 

冷却水レベルを確認する為、ラジエターキャップを外してタンク内を診ると、エンジンオイルが異常に混入してしまっている状態です。

 

ウォーターラインにエンジンオイルが混入してしまっている為、分離した粘り気のある油分で茶色く汚れてしまっています

 

冷却ラインにエンジンオイルが混入してしまっている箇所…最悪の事態を考慮するならシリンダーヘッドガスケット周辺等のトラブルが頭に過りますが、最も可能性の高い箇所としてオイルエレメントハウジング周辺が原因として考えられます。

 

この車両のエンジンでは、オイルエレメントハウジング部に水冷式エンジンオイルクーラーが備わっています。

 

その為、エンジンオイルクーラー部での劣化リークや、ハウジングガスケットシールの劣化による混入トラブルが発生しやすい箇所ともいえます。

 

このトラブル作業で最も厄介なのは、オイルが混入した冷却ラインの対処…幾度となく冷却水を入れ替え洗浄を試みても、分離した油分を完全除去するのは不可能に近く、可能であればラジエターや各種ウォーターラインは交換を視野に入れておくべきトラブルともいえます。

 

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