バッテリー上がりで入庫した、W212型AMG/E63の診断です。
普段あまり乗られない…ですが、それにしても異常に上がり方が極端なので、漏電をおこしてないかチェックするも、特に暗電流値は基準値内。
XENTRY(ベンツ純正メーカーテスター)にて、バッテリーコントロール回路の診断。
すると、エンジンかけて数分は正常でしたが、しばらくするとオルタネーターのチャージ電流が下がり、アイドリングだと放電値に。
ただし、ユニットが充電不良と判断するには至らない値…ですが、このコントロール値ではバッテリーへの負担が大きいのは明らかです。
近年の車に見られる、バッテリーのモニタリングを行っている、インテリジェントバッテリーセンサー。
バッテリーのマイナス端子に接続され、ベンツの場合オルタネーターのコントロールは、リアSAMモジュールで受け取ったバッテリーセンサーのモニタリング情報を、CAN通信によりフロントSAMモジュール→ME(エンジン制御モジュール)へと処理され、LINラインよりオルタネーターの制御を行う…たかがオルタネーターの充電回路だけでも、ユニット3個が絡み、しかもCAN及びLIN回路でのコントロール。
もはや、このあたりの点検でも、テスターが無ければ診断不可能…いや、テスターを駆使しても、なかなか厄介な回路です。
今回はモニタリングしているバッテリーセンサーの不良で、交換して無事解決できました。
UG/yoshida
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