業者様よりエンジン不調にてお預かりした、少し懐かしいベンツ、W124型最終のE320です。
W124型のEとして、初期はメカニカルインジェクションであるK(KE)ジェトロコントロールに直6シングルカムの300Eから始まり、ツインカムの通称24バルブへ…そして最終型にて電子制御コントロールへと進化したHFMコントロールの直6エンジン。
先にV型エンジンで採用された電子制御インジェクション「LH」に比べ「HFM」は、スロットルコントロール以外を全てエンジンECU(HFM)で制御し、ユニットにコーディング機能を持たせた初期のモデルになります。
LHと違い点火コントロールもHFMで制御するため、ダイレクトイグニッションを採用。
まだ各気筒で個別に制御するには至らず、6気筒に対し3個のコイル、上死点での同時点火方式を採用。
この同時点火ゆえ、通常の圧縮上死点での点火に対し、倍の点火回数…単純にスパークプラグの点火回数が多くなります。
もちろんそれは、スパークプラグの電極消耗の比率を高めることになり、先のLHや後のMEコントロールに比べてスパークプラグの消耗が早い結果になります。
年数的にもそうですが、特にHFM等の同時点火システムでは、実測でミス等が見られるエンジン不調の際は、全気筒のスパークプラグも同時に交換されるようにしたほうが良いでしょう。
…今ではV6のMEコントロールばかりで、直6エンジンもすっかり見なくなりましたけど…
UG/yoshida
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