O2センサーによる影響/シボレーコルベット

 

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MIL(チェックエンジン警告ランプ)が点灯して入庫した、C6型シボレーコルベット。

 

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500hpオーバーのスペックを有するLS7を搭載した、ハイパフォーマンスモデルのZ06。

診断機で計測すると、バンク2側のO2センサー/ダウンストリーム側(センサー2)の数値が固着状態

 

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原因は単純に、O2センサー自体の劣化によるもの。

エキゾーストパイプに装着されるO2センサーは、常に排気に晒されているので年数の経過と共に劣化しやすいセンサーのひとつ。

 

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そもそもO2センサーとは、触媒の前後に装着され、V型エンジンの多くは左右バンク独立して触媒が存在するので計4個

その役割は、エンジンから出た排気ガスを検知しており、エンジンの中の空燃比を監視する役割を担い、PCMが理論空燃比を探るためにO2センサー値によるフィードバックにて、常に補正をかける重要な役割をするセンサーです。

つまりO2センサーによる排ガス濃度の検知により、燃料の増減補正を行うので、センサー自体の不具合による検知値が狂うと、エンジンの調子に直接影響を及ぼすことになります。

 

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ただし今回の不具合箇所は、同じO2センサーでも触媒の下流側に装着されるセンサー2と呼ばれる方で、こちらのセンサーは触媒により浄化された後の排気ガスの残留酸素量を検知。

つまり、触媒が酸化還元しているかどうかを監視する役割を担うセンサーで、メインの上流側(センサー1)のような燃調補正に対し、直接大きな影響は及ぼしません。

しかしPCMが故障と判断してチェックランプが点灯したままでは、フェイルセーフ機能により代替データによるコントロールが働くこともあり…いずれにしてもLS7エンジン本来のパフォーマンスを100%発揮してる状態とは言い難い…です。

 

UG/yoshida



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