プラグ交換のリスク/リンカーンナビゲーター

img_1696

車検整備にて作業中の、07yリンカーンナビゲーターです。

オイル漏れや足回りのガタ等も皆無で、定期交換である各油脂類及びフィルターやベルト等の消耗品と…

 

img_1675

あと、走行距離を考慮して、スパークプラグの交換作業

特に05y以降のナビゲーターより採用された3バルブエンジンでは、スパークプラグの劣化によるエンジン不調の報告も多いので、ある程度の走行距離に達すると定期交換すべき消耗部品のひとつ。

 

img_1676

その3バルブエンジンに採用されている、専用設計されたスパークプラグ

定期交換すべき消耗部品と分かっていながら、実はディーラー等でもこのエンジンに関しては、プラグ交換を躊躇うと噂に聞く作業。

 

img_1677

通常のプラグと違い、ヘッドの燃焼室に対する構造上、ロングリーチタイプになっており、その長くなったガイシを覆うように金属の電極部が存在

 

img_1678

この長い金属の電極部が、シリンダーヘッド内プラグホール壁面に固着してしまい、プラグのネジ部が緩んで取外せたとしても、先の部分がヘッドに残って取れなくなる可能性が高い、構造上の問題

このような状態になると、ヘッド側に残ってしまった折れたガイシ部分は、取外しが困難…ヘッド壁面側に固着状態なので、事実上シリンダーヘッドを取外し、燃焼室側から叩いて取るしか術が無い状態。

どれだけ慎重に作業しようが、固着してしまっている状態では、外的にそのリスクを無くすことは不可能

そういったリスク性の高い要因から、その内容を知る経験値のある工場やディーラー等では、このエンジンのプラグ交換を躊躇う理由

 

img_1680

しかし、メーカーサイドもその構造上の問題を把握し、このトラブルに対す専用のリムーバーが存在します。

もちろん、リムーバーを使用すれば、折れて残ってしまった残骸部を100%救出できる保証がある訳ではありません。

 

img_1688

しかし、今のところUGでは、リムーバーによる残骸摘出成功率は100%。

今回のナビゲーターも8本中、実に半分の4本が固着状態に陥っていましたが、全て摘出し全気筒スパークプラグの交換完了です。

 

img_1606

もちろんスパークプラグ交換後は、IDS(フォード純正メーカー製テスター)によるパワーバランスの確認を実測データーで診断し、正常に8気筒が着火しているか点検作業。

当てにならない人間の体感だけでの判断では無く、数値での確実な最終確認により、安心してお客様にご納車出来ます。

 

UG/yoshida

#lincoln #lincolnnavigator #navigator

 



*当社でご購入されたお車以外でも修理/車検等承っておりますので お気軽にご相談ください

 また業者様も大歓迎です 各種専用テスター及び整備マニュアル完備

2015y以降対応WiTECH/microPODⅡ導入 メーカーオンラインライセンス取得

フォードIDS/VCM2導入済み

ベンツDAS/XENTRY完備(SCNコーディング可能) その他GM/フォード等専用テスター完備

アーバンガレージ TEL 072-638-5579 まで まずはお電話を

 平日10:00~20:00  土/日/祝 12:00~18:00  定休日/毎週水曜日 

 

image

2015yダッジチャレンジャー用/ウインカーCANBUSアダプター販売

 車輌のCANラインより、ウインカーの出力信号を取り出す、灯火類改善用のCANBUSアダプターです。

 北米デイライト対策等でお困りの業者様、これがあれば容易に日本仕様への灯火類改善が可能です。

 お問い合わせは冨田/吉田まで(業者様専用部品ですので、一般の方への販売はお断りすることがございます)

 

 

既に5thカマロのスタンダードとも思える、4灯ブレーキ/スモール同時点灯&スイッチバック式ウインカー点滅

ご興味のある方は、お気軽にご連絡ください。

トップページへ戻る