DIABLOチューンのPCMフラッシュについて/クライスラー300C6.4SRT

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エンジンオイル交換と各ECUのフラッシュ作業でご来店いただいた、2012yクライスラー300C6.4SRT-8です。

ここで言うフラッシュ作業とは、新規キャリブレーションに対するECUの更新プログラムのインストールです。

 

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CANコントロールの進化にて数多くのユニットを有する近年の車輌では、常にメーカーサポートにより各ユニットに対する改善プログラムが随時発表され、その確認及びインストールはWiTECH(クライスラー純正メーカー製テスター)を使用して、メーカーとのオンライン接続を行い実行します。

今回のSRTでは、PCM(エンジンコントロールユニット)とHVAC(エアコンユニット)に対し、利用可能な新規キャリブレーションが存在。

これらの改善プログラムは、現車にWiTECHを接続しなければ、その存在の確認は行えません

こういった新規キャリブレーションは、家庭のパソコンやスマホのアップデートと同様で、各処理能力の向上や、既存のプログラムに対する修正及び改善的な内容も数多く存在しています。

 

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ただし、注意しなければいけないのは、DIABLO等のチューニングファイルをインストールされているPCM

チューニングプログラムがインストールされているPCMに対し、そのままメーカーの新規キャリブレーションをインストールするということは、イコール既存のチューニングプログラムに対し新たなキャリブレーションプログラムが上書きされてしまうので、チューニングファイルが喪失することになります。

 

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DIABLOがそうであるように、こういったチューニングプログラムをインストールするデバイスは、その現車輌のPCMと契約されてしまっているので、そのことを知らずにキャリブレーション番号が変わってしまったPCMに対しては、既存のチューニングファイルをインストールすることは不可能。

今回のSRTもDIABLOにてチューニングファイルがインストールされていたので、いったん現車のトリニティにてノーマルファイルに戻してPCMの更新を行い、更にトリニティ自体も新たなキャリブレーションに対応するためのバージョンアップを行った後、最新キャリブレーションが実行されたPCMへチューニングファイルをインストールという過程になります。

DABLO等のチューニングファイルがインストールされている車輌では、必ずこういった現車で使用(契約)されているデバイス(プレデター/トリニティ/インチューン等)をお忘れなくお願いします。

 

*注意:DIABLO等のバージョンが、メーカー発表の最新キャリブレーションに対応してない場合があります。(メーカー最新発表に対しDIABLOまでの対応反映に時間を要するため)

その場合はDIABLOが現時点で対応する最新バージョンまでのキャリブレーション番号をフラッシュアップすることになります。

UG/yoshida

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