ヘッドライトのカットライン変更方法/クライスラー300C

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2015yの9月より、車検時でのヘッドライト測定検査規準がロービーム測定へと変更(注:H10年9月1日以降の車)され、並行車両に多い右側通行状態のまま(ロービームで右上がりのカットライン)だとライト測定時で指摘を受け、検査をパスすることが困難になりました。

それにあわせてユーザー様及び業者様問わず、ライトのカットライン変更方法に対する問い合わせも多く、困られている方も多いと実感しています。

 

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ロービームのカットラインを変更するには、いずれにしてもヘッドライトを取外して分解する必要があります。

大抵のヘッドライトでは非分解構造なので、現実的には切開作業を伴うことがほとんど。

 

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唯一、現車のライトを傷つけることなく、プロジェクターユニットを取り出せるアメ車は、前型モデルのクライスラー300系くらいでしょうか。

 

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取り出したプロジェクターユニットを、更に分解して、カットライン用のプレートを加工します。

 

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この僅か1ミリにも満たない程度の段差で、ヘッドライトのカットラインが明確に左右されます。

 

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ただし、前型モデルのクライスラー300系では、プレート加工を施さなくても、プレート自体を逆向けに装着しなおせば、左側通行用のカットラインに変更可能です。

 

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プロジェクターユニットにカットラインプレートを組み付ける際は、位置決め用のサービスホールが設けられているので、それに合わせてカシメて装着。

 

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他のアメ車と違い前型モデルの300Cでは、たとえ北米仕様等でも車両の部品(ライト等)に一切傷つけることなく、分解及び組替にて容易にカットラインの変更が可能です。

 

UG/yoshida

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