予防整備の重要性/ハマーH2

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車検整備でお預かり作業中の、07yハマーH2です。

車検での定期点検では、不具合箇所の修理はもちろん、各消耗品等の定期的な点検/整備が最も重要です。

 

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例えば、ブレーキ周りで言えば、ディスクパッドの磨耗限度による交換は、残量不足による不具合として、その交換作業の必要性は誰しも理解しうる作業内容だと思います。

しかしブレーキオイルの定期交換に関しては、不具合を感じないから予算に応じて見送られる方も正直いらっしゃいます。

エンジンオイルのように内燃機で酷使され目に見えて汚れが確認出来る状況では無くとも、確実に劣化は進行するので2年に一度の交換は心がけておきたいところ。

 

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特に今回のH2の場合、消耗品のひとつとして一般的に認識されているファンベルト。

車両に装着状態での外観上では、亀裂等の損傷は見受けられなかったのですが、過去数年交換履歴が無く、ベルト自体の触感も硬化が見受けられていたので交換を推奨

 

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取外したベルトを逆に曲げると、そのベルトの硬化により簡単にひび割れが発生する状況。

特にこの時期は、エアコンが常時フル作動状態になるので、コンプレッサーによるベルト負荷も多くなります。

経年劣化によってベルトで廻される各補機類の回転負荷も多くなってくると、硬化状態のベルトでは一度亀裂が発生すると、その損傷に対する進行は通常よりもかなり早く危険です。

こういった消耗度合は、定期的な点検による過去の整備履歴も含めてより把握できるものなので、信頼のおける整備工場にて継続的な定期点検をお勧めします。

 

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…しかしH2…さすがにこのサイズになると、整備する人間の足腰にも負担が…(汗)。

 

UG/yoshida



 

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