サービスコラムロックの持病と対処/シボレーコルベット

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あるとき突然、エンジンを始動しようとイグニッションスイッチを押してもエンジンがかからず、メーター上には「SERVICE COLUMN LOCK」の警告表示が出た状態の、2012yモデルC6型シボレーコルベット。

 

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このC5型時代から続くコルベットの伝統的なトラブル…C5型はもちろん、C6型になっても幾度かリコールが発表されていますが、その継続するトラブル症例の多さから、根本的にメーカーの設計上に問題があるかと思います。

 

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特にC6型でのリコール理由は、平成25年時に「炎天下の長時間駐車などで車室内が高温になると、構成部品の熱膨張率の違いにより、コラムロックのロックピンが正常に作動せず、ロックを解除できないことがあるので、全車両エレクトリックコラムロックを対策品に交換する。」とあります。

しかしその後、平成29年に再度「ハンドルロックを作動させるモーターの製造が不適切なため、全車両エレクトリックコラムロックを良品に交換…」と、度重なるコラムロックのメーカーリコール

 

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例えばC6型ではステアリングコラムの脇に、エレクトリックコラムロックを制御するECU、ステアリングコラムロックモジュール(SCLM)が装備されています。

トラブルの多くは、コラムロックのモーター動作不良によって、SCLMにロック解除のフィードバック信号が入力されないので、エンジン始動不能&警告メッセージの点灯というもの。

 

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例えばこの商品、「コラムロックシュミレーター」といわれるロックアクチュエーターをバイパスするユニット

C5型では定番ですが、C6型用は現在日本ではあまり流通していない商品。

 

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これをSCKMのコラムロックアクチュエーターに接続されている配線カプラーを外して、シュミレーターを接続するというもの。

簡単にいえば、モーターのロック/ロック解除の擬似信号をこのユニット内で発生し、SCLMに対して確実なフィードバック回路を成立させる商品。

 

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コラムロックのモーターは、もちろん解除している状態で配線を外すので、二度とロックすることな無く=ステアリングロックが効かないので、防犯的な機能が損なわれることをご理解のうえ、ご興味のある方はお問い合わせください。

 

UG/yoshida



 

 

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